BASEは儲からないって本当?ショップ運営に必要な心構えと実績紹介

「BASE」とGoogleで検索すると予測で表示される「儲からない」の文字。スタートダッシュが最初の期待値を上回らなかったのだと思いますが、ここで諦めないためのBASEショップ運営の心構えを紹介します。

BASEショップはすぐには結果がでない

「〇日で〇〇万円達成!」などの謳い文句に騙されない

よく「たった〇日で月利〇〇万円達成!」など派手な広告を目にすることがありますが…

こういった広告はほぼ100%裏があるとお考えください

そのようなノウハウ(情報商材)は大きく次の二つに分けられます。

  • 誇張表現や嘘の情報
  • 法律や規約に違反する可能性がある情報

二つ目の「法律や規約に違反する可能性がある情報」に代表されるのが無在庫販売です。

無在庫販売自体はドロップシッピングという至って真っ当な販売形態の一つですが、在庫を持たないで販売するという特性上トラブルに発展しやすいため、Amazon・メルカリ・ヤフオクなど主要なプラットフォームではだいたい禁止されています。

もし無在庫販売を行っているのが運営にバレてしまったら、最悪アカウント停止等のペナルティを受けます。

いずれにせよ、この方法ではいつアカウントが停止されてもおかしくありませんので、将来を見据えた長期的な運営は難しくなります。

BASEショップはわが子のように大切に育てる

一方、BASEは無在庫販売が認められています

そのため、上述したアカウント使い捨て運営ではなく、しっかりとショップを育てていくことが可能です。

また、BASEは「ショップを開設したから次の日から注文殺到!」というものではありません。

Amazon、メルカリ、ヤフオクのようにサイト自体に集客力があるプラットフォームと違い、BASEは基本的に自分で集客する必要があります。

そのため、

①専門店化
②コンセプトにあったショップ作り
③コンセプトにあった商品の販売
④ファンの獲得

…という過程を経て、時間をかけて大切にショップ作りしていくことが重要となります。

ショップはやがて資産になる

こうして育ったショップは資産となります。

自分で運用したり、外注を雇って運用代行してもらったり、他の人にショップを売る(M&A)という選択肢もでてきます。

M&Aは年間営業利益の1~3年分が相場です。

月利1万円のショップでも12万円~36万円の価値があるということになります。

これを10ショップ作ることができれば…?

BASEショップ運営は非常に夢があるビジネスということがお分かりになったでしょうか?

BASE無在庫販売の実例紹介

とはいえ、売れ始めるのにどの程度時間がかかるのかは気になりますよね。

そこで、BASE無在庫販売を行った際の実例を紹介します。

以下は、商品数6800点まで登録した腕時計専門店の商品登録数の推移です。

BASEは1日最大1000件まで登録可能ですので、通常7日ほどで6800点登録できますが、ツールのテスト運営も兼ねていたため、全て登録するまで約2ヶ月かかっています。

また、ショップリニューアルのため6月末時点で一旦全ての商品をリセットしています。

BASEショップ運用実績の報告

それでは、運用実績の報告です。

①Pay IDアプリからの閲覧数(SV)

Pay IDアプリからの閲覧数は、9月時点で39,022SV…となっていますが、週に一度BASEのbotが全商品の巡回をしているため、実際には1日200~500SV程度です。日によってばらつきはありますが、商品登録数に応じてSVも増加しています。

②フォロワー数

フォロワー数は9人。キャンペーン等は特に行っていません。

③お気に入り登録数

お気に入り登録数は206点。こちらも右肩上がりで増えています。

④注文数

注文数は全部で4件となりました。

ただし、未入金による注文取消しが2度あったため、実際には8月と9月がプラス1ずつ。
登録数に応じて注文が増える結果となりました。

⑤合計利益

4回の取引の合計売上は45,000円で、その内40%が利益になるように価格設定していますので、合計利益は18,000円という結果となりました。
以下が購入された商品の一覧です。

割と高額な商品も売れています。
今回は全て40%になるように価格設定していますが、ATOBを使えば自由にこの数字を変更することができますので、割合を変更すれば注文数にも変更がでてくると思います。

まとめ

それでは、最後に今回の記事のまとめです。

①情報商材等で流通しているものは法律や規約の裏をついた方法であり、アカウント停止のリスクがつきまとう。アカウントは短期的な運用しかできず、資産とならない。

②BASEは無在庫販売が認められているため、将来を見据えた長期的な運用が可能。ショップはやがて資産となり、ショップ売買(M&A)の選択肢ができる。

③ショップの商品登録数と運営期間に比例して、閲覧者(SV)やフォロワーは増加する。すぐには結果が出ないが、適切な運営ができればショップは確実に成長していく

BASE講座では、ショップの立ち上げ~運営方法についても最後までしっかりとお伝えします。
どうぞ最後までご覧ください。