今回の記事では、商品抽出で使用するGoogleスプレッドシートの準備について解説します。
行程は多いですが、全く難しい作業ではありませんので、順番に進めていきましょう。
※前回の記事↓
目次
Googleアカウントの作成
Googleスプレッドシートを使用するにはGoogleアカウントが必要となります。
すでにGoogleアカウントをお持ちの場合は次の項目に進んでください。
まだお持ちでない方は、Googleアカウントで新規アカウントを作成してください。
GoogleスプレッドシートAPIキー作成
作業時間の目安
10分程度の作業となります
Googleクラウドにアクセスしてください。
「プロジェクトを作成」をクリック。
「新しいプロジェクト」画面に遷移します。
任意のプロジェクト名を入力して、「作成」ボタンをクリック。
「F5」で更新すると、プロジェクトが一覧に表示されます。
つづいて、APIライブラリにアクセスします
「プロジェクトの選択」から先ほど作成したプロジェクトを選択してください。
「Google Drive API」と入力して、Google Drive APIを探し、クリック。
「有効にする」をクリック。
「Google Sheets API」も同じように有効化してください。
次に、「三」→「APIとサービス」→「認証情報」をクリック。
「認証情報」画面に遷移します。
「認証情報を作成」→「サービスアカウント」をクリック。
サービスアカウント画面に遷移。
サービスカウント名を入力します。
そうすると、自動的にメールアドレス部分も入力されます。
あとは省略で問題ないため、「完了」ボタンをクリック。
そのまま待つと、サービスアカウントが表示されます。
作成されたばかりのメールアドレスをクリック。
以下のような画面に遷移します。
「キー」をクリック。
「鍵を追加」→「新しい鍵を作成」をクリック。
そうすると、以下のようなポップアップが表示されます。
「JSON」にチェックがある状態で「作成」をクリック。
jsonファイルのダウンロードが始まります。
秘密鍵は後で使いますので、わかる場所に保存してください。
ダウンロードできたら、「閉じる」をクリック。
Googleスプレッドシート準備
ATOB商品抽出リストの元データを開きます
「ファイル」→「コピーを作成」
※コピーを保存する場合はGoogleアカウントにログインしてください
好きな名前に変えて「コピーを作成」をクリック。
シートがドライブに保存されます。
このような警告がでたら「アクセスを許可」をクリック。
(商品画像表示のための機能です)
シート右上の「共有」をクリック
「ユーザー追加」にGoogleクラウド認証情報で作成した以下のサービスアカウント名を入力します。
「編集者」になっていることを確認して、「共有」をクリック。
※注意:サービスアカウント名は他人に教えないでください。
アクセスできるユーザーが「自分のGoogleアカウント」と「サービスアカウント名」になっていればOKです。
ATOB設定
ATOBを起動し、「商品データ抽出ツール」をクリック。
このような画面が表示されますので、最初にATOBのツールIDとパスワードを入力してください。
APIキー(JSON)
APIキーの「参照」をクリック
「GoogleスプレッドシートAPIキー作成」で作成したJSONファイルを選択。
「保存」でAPIキーを保存します。
一度保存すれば、次回以降は読み込ませる必要はありません。
スプレッドシートキー
スプレッドシートURL「https://docs.google.com/spreadsheets/d/●●●●/edit#gid=0」
上記の●●●●の部分がスプレッドシートキーになります。
赤線の文字列を「スプレッドシートキー」に入力します。
シート名
シート名には「ATOB商品抽出リスト」に出力するシート名を入力します。
デフォルトは「抽出データ」ですが、自由に名前を変更することが可能です。
また、コピーしてシートを増やすこともできます。その場合は、出力したいシート名を入力してください。
すべて入力が終わったら「読み込みテスト」を実行してください。
「シート読み込み成功」とポップアップが表示されれば読み込み成功です。
よくある質問
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読み込みテストでエラーが表示された
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ポップアップで表示されるエラー内容をご確認ください。特に文字の打ち間違いによるエラーが多いので、コピー&ペーストで確実に入力してください。
まとめ
お疲れ様でした。
これで商品抽出の準備が整いました。
次回は実際に商品抽出をやってみましょう!